仮性包茎の治療方法のいろいろ

仮性包茎は、勃起時に自分で剥くことで亀頭を露出することができます。だから手術まで必要と考える人はあまり多くないかもしれません。中には見た目を気にする人もいて、きれいな状態にしたいと言う理由から手術に踏み出すこともあります。

仮性包茎の場合は、剥くことで圧迫してしまう恐れもないため自分で対応する人もいます。例えば専用のテープを利用するような方法です。包皮の余分な部分をテープで固定してむけている状態をキープします。

その他ゴム製のリングを使って包皮を固定する方法もあります。テープかぶれなどの心配もないので安心です。この方法で改善がみられるようなら手術は不要と言えます。ただし包皮はとても柔らかいので、癖がつくことが難しく、完全な治療はできないことがほとんどです。

完全にむけている状態を維持したいと考えるのであれば、手術が必要になります。最近では痛くない仮性包茎手術が受けられるので、不安を感じなくて大丈夫です。

仮性包茎の痛くない手術とは

仮性包茎の手術は、包皮の余分な部分を切除することによって行われます。そのため通常であれば痛みを伴うことになりますが、最近ではほとんど痛みを感じずに手術を受けられるところがあります。

痛みを感じないようにするためには段階的な麻酔を行うことが必要です。まずは表面にテープ状のものを使って、感覚をなくします。次にスプレーでさらに麻痺させ、注射が打てる状態にします。完全に感覚を取り除いて痛くない状態に近づけるために、使われる注射にも一種類ではありません。

神経周辺に効果があるものや包皮の部分に集中的に作用するものを使います。また即効性のあるものと遅行性のもの合わせた麻酔で長い間効果が持続されるようにします。このような3種類を使うことが痛くない状態を作りあげられる理由です。これによって術中は痛みを感じることなく、包皮の切除を行うことができます。麻酔は1時間ほどで切れますが、痛み止めが処方されるので安心です。

まとめ

仮性包茎と言えども手術は手術です。簡単な麻酔だけでは痛みを感じることがあります。痛くない手術は、段階的な麻酔によって完全に感覚を麻痺させることができるから、可能になった方法です。痛みがあることが不安で受けられなかった人には、安心できる状況と言えます。

どうしても痛みに不安があるようなら、カンセリングの時に伝えてしっかりと説明してもらいましょう。不安があると、実際に痛くない状況でも痛みを感じることがあります。そんなことがないように十分な理解が重要です。